営業本部副本部長・工場長インタビュー

営業本部副本部長・
工場長インタビュー

容器営業部門 土井裕(副本部長)
所属:容器営業本部、九州容器部、名古屋容器部、品質保証部
容器製造部門 小八重 和彦(工場長)
所属部署:成田工場
  • Q副本部長から見た石川の仕事

    容器営業部門は主力の業務用紙袋を始め、ポリエチレン袋、フレキシブルコンテナバッグ等、産業用包装容器を主体に販売しています。
    派手さはなく、また、一般の方の目に触れる機会も少ない商品ですが、世の中になくてはならない包装容器です。
    営業活動はルートセールスが基本ですが、それだけでは会社の発展は望めません。既存のお客様、新規のお客様双方への営業活動を展開しています。
    また、私たちは日々変化する環境や需要動向に対応していかなければなりません。
    お客様の目線に立ち、お客様の情報(ニーズ)を掴んで分析し、お客様の本当に求めている商品を提供することで、Win-Winの関係を構築し会社発展に寄与していくことが重要です。そのために営業が懸け橋となり、お客様と工場(協力先)を繋いでいくことが容器営業部門の仕事です。

  • Q部下に求めるもの

    営業は、お客様との信頼関係が最も重要です。そのため、コミュニケーション能力が一番重要なスキルです。
    信頼関係を構築するには、お客様の“心”をどう開くかを考え、行動に移すことが大切です。
    そのためには、お客様に感謝の気持ちを持って誠実な態度で接すること、コンタクト回数を増やし、お客様に(お客様から)親しみを感じる(感じてもらう)こと、そして、お客様のことを大切に想うこと等が必要です。お客様の心を開くことが出来れば、自ずと営業活動は成功に向かっていくものと考えています。
    そして、今後の石川が目指すところに繋がっていくものと信じています。

  • Qこれからの石川について

    当社の取り扱い商品は、お客様の寡占化、少子高齢化などの社会環境により減少する傾向にありますが、世の中には必要な“モノ”であり、無くなることはない“モノ”です。今後、当社に必要なことは、現状維持ではなく常に現状を改革する意識と精神を持ち、一人一人の力を結集し全員で進んでいくことです。
    そのためには明確なビジョンを示し、各々の役割を追求していくこと、同時に人材育成を進め、営業力強化による他社との差別化を進めていくことが大事だと考えています。
    トータルパッケージカンパニーとして目標とすることは、環境や需要の変化を的確に捉え、その変化に柔軟に対応し、お客様、またその先のお客様にも喜んで頂ける商品を提供することです。当社とお客様のWin-Winだけではなくその先のお客様にも喜んで頂けるWin-Win-Winを達成していくことが当社の目指すところです。

  • Q工場長から見た石川の仕事

    容器生産部門は、業務用の紙袋をお客様のニーズにあった種類やサイズに合わせて製造しています。従来まで25㎏が主流であった小麦粉の紙袋も20㎏・15㎏が主流になってきていますが、内容物や内容量に合わせてより使いやすい紙袋を提供することを心掛けております。また、お客様から食の安全が求められている中、成田工場では、食品安全システム認証であるFSSC22000の認証を受け、より一層「安心・安全」なものづくりに力を入れ取り組んでいます。

  • Q部下に求めるもの

    ものづくりの基本として、5S(製造現場での環境改善活動「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「しつけ」の頭文字をとったもの)を常に意識して作業をすることです。成田工場は、FSSC22000の認証を受けています。この規格は、「安心・安全」な食品包装を製造する証ですので、特にしっかりと清掃を行い、施設内を清潔に保つことが、安心して利用できる紙袋を提供するために必要不可欠なことです。
     また、清掃後の機械を見ることでヒトと同じく調子が悪いところも見えてきます。体調管理と同じく、機械の異常をいち早くキャッチし、対処することを心掛けてほしいです。

  • Qこれからの石川について

    全社的に若い人材への入れ替わりが始まっています。熟練者が今まで培った知識を新しい人材が継承し、その知識を新しい機械へと反映させることで、品質も含めた生産技術がますます向上していきます。機械の操作もボタン操作からタッチパネル操作へと変わっていく等、最先端の技術を取り入れながら、更なる品質面、生産面の向上を目指していきます。そして、FSSC22000の取り組みを石川の全ての工場で進めることにより、食品包装用の紙袋の「安心・安全」を見える化し、お客様からの更なる信頼を得る会社へと進んでいくと思います。